メルカリ60代女性かくれ資産約50万円の出品商品とは?
メルカリでは、シニア層にも使ってもらおうと、試験的に広告のチラシをだしたり、CMでシニア層がメルカリのアプリを使っているようなものを出していたりします。そして、メルカリユーザーのシニア座談会などを開いて調査を行っているようです。
そして、2018年11月7日に「みんなのかくれ資産調査委員会」の発表では、60歳以上の女性が
“かくれ資産”(不要品の二次流通想定額)
を所持しているということが分かったようです。
この調査から、年末恒例のイベントである、大掃除。家庭内で眠っている不用品を整理するという人も増えることから、メルカリではアプリを利用する50・60代の利用動向に関する調査を行ったところ、60代のかくれ資産額が「約50万」という結果だったようです。
60代の方が出品する商品には、価値のある商品が多い可能性があります。
定年退職されたことで、これまで仕事の際に使用していた、スーツやバッグなど、使用する機会が今後ないというものが出てくることから、ブランド品を処分する目的で、メルカリなどのフリマアプリを使っているひとも多いようです。
バブル時に流行っていた「シャネルのチェーンバッグ」なども、再流行していることから、当時のシャネルのバッグなども高値で取引をされているようです。流行などにより、取引の相場が変動するので、今後使う機会がないもので、現在高値で取引をされているものがあれば、現金に変えてしまうのも良いかもしれません。
世代別取引商品比較について
メルカリでは、様々な年齢層のユーザーがいますが、年代別に主ピンしている商品の特徴も異なるようです。2013年7月〜2018年10月の「メルカリ」内の利用データをもとに利用動向について調べたようですが、その結果は下記のようになっているということでした。
20・30代:子供用品などの不用品を売買しながら堅実的に利用している
50・60代:美術品、スポーツ用品などといった趣味に関係する商品の取引が多い傾向にある。
取引成立についても、50・60代が高確率で売買成立しているということも結果としてあるようです。やはり、この年齢層の方は、他の人が欲しいと思うような魅力的な商品をもっているということで、購入される可能性が高まっているのかもしれません。
メルカリユーザーの出品物は?
50代以上のメルカリユーザーの実際の利用目的
・着物のリメイク出品
・不要になった骨董品の出品
・ゴルフ関連商品の出品
・趣味で始めたカメラのオールドレンズ購入目的
出典元:株式会社メルカリ
メルカリがシニア層を狙う理由等は
シニア層のかくれ資産という市場を開拓したいメルカリ。
メルカリのメインのユーザー層といえば、20〜30代女性となっています。
2018年に入り、メルカリが初のチラシをだしたのも、シニア層の取り込みをしたいという狙いからです。シニア層にダイレクトにアピールする手段として打ってつけなのが、折り込みチラシでした。
ニッセイ基礎研究所と共同でメルカリは「一般家庭に眠っている不用品」についての調査を行った結果。60歳以上の年齢の女性が平均して50万円ほどのかくれ資産を持っているということが明らかになったようです。
その不用品の売買がメルカリでされるようになれば、メルカリがまだまだ伸びるだろうということから、シニア層をターゲットにアプローチをかけているようです。
まとめ
メルカリでは、シニア層も利用するようになってきており、出品する商品も60代以上の方は魅力的な商品を出品されている方も多いようです。定年後や生前整理目的でメルカリで不用品を出品されているので、良い商品が安く購入できる可能性もあるので、シニア層の出品されている商品を見つけたら、その方の他の出品商品ものぞいてみてみるのもよさそうです。