新品の商品を、実店舗やネットショップから仕入れる際の注意点です。知らずに仕入れると、中古で販売しなければならなくなり、想定販売価格が大きく値下がりし、赤字で販売するハメになりますので、この記事をしっかり読んで、注意して下さい。
せどり商品を仕入れるときの注意点
せどりをするということは、業者となって、お客様に商品を提供するわけですが、業者として仕入れる、業者として売る場合の注意事項を解説します。
・せどりで、複数個・大量仕入れを行う場合
店舗や、インターネットショップで、複数個仕入れたり、大量に仕入れたりする場合、店員さんに、用途を聞かれることが有ります。そんな時は最初のうちは「転売目的」と思われないほうがいいです。店舗や、インターネットショップは、基本的に転売目的、同業者の仕入れを嫌います。対応としては下記を参考にしてください。
「仕事に使います」
「会社のイベントの景品です」
めちゃめちゃ大事なのですが、あなたが、初心者⇒中級者⇒上級者となっていくと、お店と「良いお付き合い」も必要になりますので、絶対に悪い態度をとったり、怪しまれたり、嫌われたりするようなことはしないでください。将来の取引先になりますので。要は、最終的には、業者として取引するということです。今は考えなくていいですが。
・状態の悪い商品などの仕入れ
今回せどりでは、新品の仕入れを中心にお話してますので、外箱は綺麗なはずですが、特価品・ワケあり品・アウトレット商品などは、外箱が汚れていたり、シールの剥がし跡があったりします。少しの汚れや、シールの後であれば、滅多にクレームを言われることはありません。ただし、気になる人は、販売時にコメントで書いておいてもいいでしょう。
ちなみに、私の基準は「自分が新品でネットで買って怒らない程度の汚れ」なら、なにも書かずに新品で販売します。
・箱に貼られているシールなど
家電量販店の商品は、かなりの確率で商品に値札や、お店のシールなどが貼られている可能性が高いです。
・値札(プライスシール)
これは確実に剥がしましょう。もし、自分が商品をネットで買って、安い価格のシールが貼っていたら、嫌な気分ですよね?基本的には当たり前を追求すれば、クレームはきません。箱の全方向を確かめて、確実に剥がしましょう。何枚も貼っている場合もありますので。
・会計済みシール
ヤマダ電機、ビックカメラなど、大きな会計済みシールを貼られることが多いと思います。これらのシールも必ず剥がすようにしましょう。
・コンディション表記シール
新品、アウトレット、展示品、ワケあり品、など商品のコンディションが店側で把握するために貼られている可能性があります。これらも、基本的に剥がしましょう。
・防犯シール
バーコード、Thank youシールなどである可能性が高いのですが、これらをお客様が見たところで、わかりませんし、おそらく、自分が商品を買った際も、特に不快な思いはしないでしょう。なので、今回は剥がさなくても大丈夫です。
・搬送伝票
「ヤマダ電機〇〇店⇒ヤマダ電機〇〇店」などのように、店舗間移動のシールが貼られているものがありますが、先程と同様、お店がわかるようなシールは全て剥がしましょう。
・開封品・難有り品・展示品
ディスプレイされている商品などで、新品として販売はできない商品も多々あります。その場合、商品をしっかりみて、先程言った基準に照らし合わせみてください。
「自分が新品でネットで買って怒らない程度の汚れ」
ちょっとこれは、新品で送られてきたら、自分なら嫌だな、と思うなら、それは「中古」でAmazonで販売しましょう。「中古」の中にも「新品同様」という項目がありますので、そちらに理由を書いて出品しましょう。また、そういったワケあり品でも、特に記載がなければ「メーカー保証」が通常通りついてますので、そのことも書いておきましょう。それぞれの一般的な意味を解説しておきます。
・開梱品
基本的に一度は箱から出されていますが、商品を実際に見て「自分が新品でネットで買って怒らない程度の汚れ」と思えば新品で出品して大丈夫です。綺麗にしてから出品するメンテナンス出品で、新品で出したりもします。
・難有り品
箱つぶれ、汚れている、付属品がついてななどの可能性があります。箱つぶれ、汚れなどは、メンテナンスで新品出品可能かもしれませんが、付属品がついてない場合は、難しいですね。付属品をヤフオクで買ったり、家電量販店で買ったりしてもいいですね。
・展示品
展示品は、新品出品から最も遠い存在です。基本的には中古で出品する前提で商品を見ましょう。
コンディション
小売店から購入した商品は、保証が購入した日からです。
また、アマゾンの規約変更により、そのようなお店から仕入れた商品を、新品の商品として出品することは規約違反となりました。
小売店頭から仕入れた商品のコンディションは、中古のほぼ新品などといったコンディションとなります。
知らずに販売して、購入者からAmazonに問い合わせなどが入ってしまうと、アカウントの閉鎖にもなりかねません。
こうしたルールなどはしっかりと把握して販売していきましょう。
仕入れた商品はリスト化する
仕入れた商品をリストで管理しておけば、リピートして同じ商品を仕入れることが可能となります。リストといってもエクセルやスプレッドシートを使って簡単にまとめていくだけなので、誰でも簡単に作ることができます。
入力すべき項目はとてもシンプルです。
・ASIN
・モノレートURL
・仕入れ先
・仕入価格
・販売価格
上記のような項目をまとめておけば、OKです。