資金ショートしないためのクレジットカード仕入れの極意とは?
せどりや転売をやっていると、現金だけでは仕入れ資金が不足することから、クレジットカードを利用している人も多いかと思います。しかし、クレジットカードの支払いに間に合わなければ、悲惨なことになってしまいます。むやみやたらにやっていても、リスクばかり増えるばかりです。
クレジットカードの仕入れで使える額と、仕入れすべき商品のバランスをよく考えて使っていきましょう。計画的な仕入れのための考え方、ポイントについて解説していきたいと思います。
カードの支払期限の把握と売り切れる商品選び
まず、仕入れに使っているクレジットカードの締日や、引き落とし日について把握しましょう。
エクセルなどにまとめておくと、可視化され分かりやすくなります。
仕入れた商品が予測通りに売れるとは限りません。そのことも踏まえたうえでの仕入れをしていく必要があります。
①仕入れする商品は1か月以内に売れる商品であること
②万が一利益が出なくても回転が良く、現金化できること
③仕入れの利益率の基準を自分で作ること(例:利益率20%以上の物を仕入れるなど)
現金の資金がほとんどないような状態で、クレジットカード仕入れをしてしまっている場合、支払期限までにお金を用意できず、クレジットカード破産などになってしまいます。
潤沢な資金がない場合は、回転の良いものを仕入れ、多少の赤字になっても売り切り、現金にできるような状態にしておくと良いです。
出品者数も考慮しよう
モノレートなどで売れていても、出品者の数が多いと、思ったように売れないということも良くあります。出品者が何人いるのか、各出品者が在庫をどれくらい持っているのかにもよって、売れるスピードが遅くなってしまうことがあります。
月に100個売れる商品があったとして、出品者が1人もしくは、カートを独占できれば、100個売れる計算になりますが、10人出品者がいるとしたら、均等に10人の出品者が売れたとしても、月に10個しか売れないということになります。
そのため、出品者の数、在庫数、月間に売れる個数など、しっかりと確認して売れる見込みの数を考えて仕入れる必要があります。どんぶり勘定では、いつか行き詰まるときがやってきます。むちゃな仕入れはしない方が良いです。
月間目標収入から逆算する
月の目標を副業で10万円稼ぎたいとします。あとは、逆算して仕入れていけば良いだけです。
月間売り上げ目標:50万円
利益率:20%
利益額:10万円
Amazonなどの販路では手数料が10%以上かかるので、実際10万円以上稼ごうとすると、売り上げを50万以上もしくは、利益率をもっと上げる必要がありますが、ざっくり仮に考えると、上記のような考え方となります。
資金が増えるまでは、自分が使えるお金について把握して、その中でできる範囲でやっていくことで、仕入れた商品であふれ、クレジットカードの引き落としに間に合わないということもなくなります。
しっかりと稼いでいる人たちは、お金の流れや資金管理についてもこまめにやっている人が多いことでしょう。目標を立てて取り組むことは、次へのステップになります。
まとめ
①稼ぎたい金額から逆算して仕入れ金額を決める
②1か月で売れる回転率の良いものを選ぶ
③仕入れの基準を決める