アメリカAmazonでのアカウントで気をつけること
Amazon.comについては、規約としては基本的に日本のアマゾンと同じです。ですので、決まりごともほとんどおなじですが、もしもアカウント停止になると、ライフラインが失われてしまうので、事前に気をつけるべき点について、押さえておきましょう。
Amazon からの評価基準
出品者として健全な運営をしていくと、Amazon からのいい評価をいただくことができます。以下で、どんな評価の対象があるかをお伝えします。
・Order Defect rate(注文欠陥率)
注文のなかで良くない評価をもらったり、クレームになった注文は、この欠陥のある注文としてここで計算されます。
・Cancellation Rate(キャンセル率)
商品を購入してくださったお客様に、問い合わせもせずにキャンセルをすると、この項目の問題発生率があがります。キャンセルをする際は、お客様にお願いして、キャンセルをしていただくようにすると、お客様都合のキャンセルとなりますので、評価はさがりません。
・Late Dispatch Rate(発送遅延率)
Expected Ship Date(発送期限)内にしっかり発送通知をすることで、発送遅延率は下がりません。
・Policy Violations(規約への違反)
Amazon の規約に違反していると、ここの評価がさがるのですが、通常に運営していれば、目立つことはないです。
・Contact Response Time(メッセージの返信にかかる時間)
お客様のへのメッセージには 24 時間以内に返信しないと、ここの評価は下がってしまいます。
健全なアカウントの維持することが大事
日々の商品の管理はもちろん大事ですが、それよりも出品者アカウントの状態を良い状態で運営することがとても重要なことです。というのも、無在庫輸出ですと、アカウント停止になる方もいるとお聞きしたことがあります。
そのようなことにならないためには、毎日、メッセージの有無、評価が悪くないか、受注が入っているか、Amazon からの通知の有無のことは確認するようにしてください。
通知とメッセージの確認
お客様からきた問い合わせは24時間以内に必ず返信しましょう。すぐに返信できない内容の場合は、Mark as no response needed(返信の必要なし)にチェックして返信します。そうしないと、アカウントの評価に返信率として、減点させるからです。各種通知は、クレームや返品リクエストなどは、登録しているメールアドレスにアマゾンから通知が届きますが、つい見落としてしまうこともありますので、毎日確認するようにしましょう。
評価の確認
良い評価多く集めることが受注が多くなるための方法ですが、良くない評価(5段階で1~3)がついてしまうこともあります。良くない評価というのは、大体、理不尽な理由であることが多いため、きちんと Amazon のカスタマーサポートに説明をすれば、評価を削除してもらえる可能性が高いです。
注文の確認
無在庫販売をする場合は、商品の発送はすべて自分で行うことになります。Orders(注文画面)に Unshipped(未出荷)の注文があるかをチェックします。
Unshipped(未出荷)の注文は、商品仕入後、発送のあとに発送通知を提出することで Shipped(出荷済み)に切り替わるのですが、この発送通知は商品を仕入れた際に送ります。
追跡番号の際の内容
Expedited shipping (速達の注文)に対しては、 announce later (後でお伝えします)
Standard shipping (通常便の注文)に対しては、not (ありません)
商品を仕入れるタイミングでは、追跡番号を入力しないといけないので、追跡番号には上記のようにそれぞれ入力をします。